楽ラップの手数料コースをどちらにしようかお迷いですか?
楽ラップでは「固定報酬型」と「成功報酬併用型」の2種類あり、
「成功報酬併用型」は損失が出たときには手数料は最安ですが、約2%以上の利益が出たら「固定報酬型」よりも支払う手数料は高くなります。
結論として、「固定報酬型」を選択することをおすすめ。
損する目的で楽ラップを始める人はいませんし、長期運用していくほどあなたの利益は大きくなるため、
「成功報酬併用型」だとせっかく出た利益が減ってしまいます。
どちらを選んでも楽ラップの運用方法に違いはありません。
楽ラップの手数料コース2種類の違い
楽ラップでは、
「固定報酬型」と「成功報酬併用型」の2種類の手数料コースがあります。
固定報酬型は手数料がずっと固定
「固定報酬型」コースでは、楽ラップに預けている総資産に応じて固定の手数料を支払います。
他のロボアドバイザーも基本的には、この「固定報酬型」です。
コミコミで、最大「年率0.990%」の手数料。
あなたが1,000万円以下の運用する場合、手数料内訳は以下の通りです。
内訳 | 手数料(年率) |
投資顧問料 | 0.162% |
運用管理手数料 | 0.540% |
ファンド費用 | 0.288% |
合計 | 0.990% |
僕はこちらの「固定報酬型」で運用することをおすすめ。
楽ラップ利用者の約70%が「固定報酬型」を選択しています。
(2018年4月時点)
成功報酬併用型は利益を出すほど損をする
「成功報酬併用型」では、固定手数料+利益が出た分だけ追加で手数料が取られます。
最低限必要な手数料は「0.882%」です。
「固定手数料0.882%+利益の5.4%(成功報酬)」が支払う手数料となり、利益が出ていなければ成功報酬を支払う必要はありません。
あなたが1,000万円以下の運用する場合、手数料内訳は以下の通りです。
内訳 | 手数料(年率) |
投資顧問料 | 0.054% |
運用管理手数料 | 0.540% |
ファンド費用 | 0.288% |
合計 | 0.882% |
「固定報酬型」より0.108%低く設定されており、100万円運用で1,080円の差となります。
楽ラップの利益が10万円だと、さらに5,400円(5.4%)手数料が必要になるため、
「成功報酬併用型」を選ぶべきではありません。
楽ラップの手数料コースの選び方
ほったらかし投資するなら固定報酬型
楽ラップは1年間で12回、手数料コースを変更することができます。
ですが、「積立の設定」「増額」「減額」「手数料コース変更」を合計して12回のため頻繁にコース変更するべきではありません。
そのため、ほったらかし投資するならはじめから「固定報酬型」を選択しておくことをおすすめします。
利益が出るまでは成功報酬併用型?
楽ラップの利益が2%以下なら「成功報酬併用型」の方が手数料を安くできます。
楽ラップが気になって何度も運用状況を見てしまうなら「成功報酬併用型」を選んでおき、
2%以上利益が出そうなら「固定報酬型」に変更すると手数料を抑えられます。
ですが、楽ラップは長期運用で利益を出していくサービスですし、長期運用するのであれば2%の利益は割とハードルは低いです。
頻繁に利益の出ていない運用状況を見ていると不安になってしまい、生活に支障が出る可能性もあるため、あまりおすすめしません。
手数料コースまとめ
利益が2%までは「成功報酬併用型」の方が手数料が安く、
利益が2%を超えると「固定報酬型」の方が手数料がお得です。
わざわざ途中で手数料コースを変更するのは面倒ですし、変更できる回数も限られています。
それならば、最初から「固定報酬型」を選択することをおすすめします。
楽ラップ利用者の約70%が「固定報酬型」を選んでいます。