ロボアドバイザーの税金
ロボアドバイザーの税金は利益の約20%
ロボアドバイザーの税金は、年間の純利益の約20%引かれます。
正確には、所得税15.315%と住民税5%となり、利益に対して税金は20.315%となります。
たとえば、10万円をロボアドバイザーに投資していて、年間の利益が1万円だった場合、「1万円×20.315%=2031円」となります。
(小数点切り捨て)
つまり、1万円儲かった場合、2031円が税金となり、税金を引いた7969円が手元に残る計算です。
税金の20.315%は、投資信託やFXなどの投資と同じ税率となっています。
NISAで非課税にできるロボアドバイザーもある
税金は他の投資などでも発生すると説明しましたが、NISA口座を使うと非課税で運用が可能です。
ロボアドバイザーには、投資一任型とアドバイス型と、大きく分けて2種類あります。
ウェルスナビやTHEOなどのロボアドバイザーは投資一任型に分類され、NISAは利用できません。
マネックスアドバイザーなどのロボアドバイザーは、アドバイス型となり、NISAを利用できますが、投資も自分で行う必要があるため、資産運用初心者向きではありません。
ロボアドバイザーの口座は3種類
ロボアドバイザーの口座は、「特定口座(源泉徴収あり・なし)」と「一般口座」の3種類あります。
「確定申告のやり方がわからない」という方は、特定口座(源泉徴収あり)でロボアドバイザーを申し込みましょう。
実際、ロボアドバイザーを申し込んだ人のほとんどが「特定口座(源泉徴収あり)」で運用しています。
特定口座(源泉徴収あり)
特定口座(源泉徴収あり)を選んだ場合は、あなたの代わりに会社が税金の計算をして、年間の利益の中から納税してくれます。
年間の利益がいくらになろうが、自分で確定申告をする必要がないため、資産運用初心者の方はこちらを選ぶことをおすすめします。
特定口座(源泉徴収なし)
特定口座(源泉徴収なし)を選んだ場合は、ロボアドバイザーの年間の利益が20万円以上の場合、自分で確定申告をする必要があります。
会社が作成した年間取引報告書を元に、確定申告の手続きを行います。
特定口座(源泉徴収なし)を選ぶメリットは、年間の利益が20万円未満なら、所得税が発生しないこと。
そのため、こちらを選ぶ人もなかにはいますが、住民税の申告は必要になるため、おすすめしません。
一般口座
一般口座では、税金の計算、確定申告、納税まですべて自分で行う必要があります。
デイトレードなどを行う投資上級者の方は一般口座を選ぶメリットはあります。
ですが、資産運用初心者の方は、一般口座を選ぶメリットはないため、特定口座が選択できるロボアドバイザーで運用することをおすすめします。
特定口座が選べない(税金の確定申告を自分で行う必要がある)ロボアドバイザーもあるので注意!
ロボアドバイザーがすべて特定口座に対応しているわけではありません。
たとえば、マネラップやクロネでは一般口座しか選択できないため、自分で確定申告をする必要があります。


そのため、特定口座(源泉徴収あり)が選べるウェルスナビやTHEOに確定申告まで任せておくのが安心ですね。
特定口座にしていても確定申告をすることで、税金が減らせるケースもある
ロボアドバイザーで特定口座を選んでいる場合でも、確定申告をすることで税金が減らせるケースもあります。
・他の資産運用、投資などの取引を行っていて、損益通算したい場合
・配当金、分配金と損益通算したい場合
・譲渡損失の繰越控除を受ける場合
たとえば、他の資産運用で損失が出ていても、ロボアドバイザーの利益と相殺(損益通算)することで、税金を減らせるメリットがあります。
また、ロボアドバイザーだけで運用していく方でも、場合によっては税金を減らせるケースもあるため、知っておくと良いですね。

税金をお得にするならウェルスナビがおすすめ
ウェルスナビでは、特定口座(源泉徴収あり)を選択することができるため、自分で確定申告する必要はありません。
また、ウェルスナビではDeTAX機能により、税金の負担を減らせるサービスを無償提供しています。
DeTAX機能により、年間の税負担を0.4%から0.6%お得にすることができます。
自分が設定することなく、税金をお得にすることができるため、ウェルスナビの大きなメリットです。

ほかのロボアドバイザーにはDeTAX機能はないため、自動で税金をお得にしたい、確定申告もしてほしい、という方はウェルスナビで申し込むことをおすすめします。
最後に

