「ウェルスナビの売却タイミングは?」
「ウェルスナビの解約方法は?」
そんなあなたの疑問に答えます。
ウェルスナビに申し込む前に解約方法を知りたいと思い、この記事にたどり着いたのでしょうか?
結論として、ウェルスナビで解約する場合、お客様サポートから解約を申し込むだけなので、簡単に解約手続きを行うことができ、現金化されるまで約3営業日ほどかかります。
また、ウェルスナビは複利効果や積立により利益を出していくので、始めたばかりの方が「ウェルスナビで損失が出た」といって、すぐ解約しようと考えるのは得策とは言えません。
ウェルスナビは万人向きのサービスではありませんが、初心者、中級者にとって最適なロボアドバイザーだと思うので、ウェルスナビの継続、利用を考えてみてはいかがでしょうか。
ウェルスナビを解約する方法
ウェルスナビを解約するには、ウェルスナビにログイン後、「問い合わせフォーム」または「電話」で、解約する旨を伝えてください。
登録している住所に「外国証券取引口座解約請求書」が郵送で送られるので、必要事項を記入して、本人確認のコピーを同封して、返送してください。
ウェルスナビを解約するときの注意点1:預かり資産がある場合、全額出金しておく
ウェルスナビ口座に預かり資産がある場合、事前に出金メニューより全額出金を行うよう、注意してください。
出金手数料は無料です。
全額出金せずに解約した場合、今後は振り込み、出金が不可能になってしまう可能性があります。
ウェルスナビを解約するときの注意点2:売却金額と銀行振込金額が違う
ウェルスナビでは源泉徴収と、運用手数料により、売却金額と銀行振込金額が異なる場合があります。
全額出金した場合、保有されているすべてのETFの売却が行われます。
売却時に譲渡益が発生し、その譲渡益に対して発生した税金は、特定口座(源泉徴収あり)で利用されている方はウェルスナビが源泉徴収を行います。
ウェルスナビが行う源泉徴収と、ウェルスナビの当月分(出金日前日まで)の運用手数料を差し引いた金額を出金先口座に振り込まれるため、実際に売却された金額と振り込まれた金額が異なる場合があります。
特定口座(源泉徴収なし)、一般口座で利用されている方は、ウェルスナビでの譲渡益税の源泉徴収はありませんが、ウェルスナビの当月分の運用手数料を差し引いた金額で振り込まれます。
売却時の取引明細は、売却時に発行される電子交付書面から確認することができます。
電子交付とは、取引に伴い発行される取引報告書や取引残高報告書などをWeb上で閲覧できるサービスです。
ウェルスナビにログイン後、メニュー「取引履歴」より、「電子交付サイトへ」をクリックして確認してください。
ウェルスナビを解約するときの注意点3:短期の損失は気にしない
ウェルスナビなどのロボアドバイザーは複利効果、分散投資、積立投資などにより長期的に利益を出していくサービスです。
そのため、短期で損失が出たからといって、ウェルスナビを解約することはおすすめしません。
最低でも、数年は資産運用、投資を続けていくことをおすすめします。
たとえば「ウェルスナビを数年続けて、利益が十分出た」「FXなど短期で利益を出す投資をするだけの勉強ができている」といった理由でも、併用して続けていくことも視野に入れてみてください。
ウェルスナビを解約するときの注意点4:登録情報の変更があった場合、事前に変更手続きが必要
引っ越しなどの理由により、氏名、住所、電話番号、出金時振込先口座などの登録情報に変更がある場合、事前に登録情報の変更手続きが必要になります。
変更手続きは以下にアクセス、確認してください。
ウェルスナビを解約するときの注意点5:自動積立の設定をしている場合、解除する必要がある
ウェルスナビを解約する前に、自動積立の解除を申し込んでおきましょう。
ウェルスナビの積立機能の解約は、以下にアクセスして確認してください。
ウェルスナビを解約するときの注意点6:再度ウェルスナビの口座開設を希望する場合、年内は不可
ウェルスナビを特定口座で運用されている方が口座解約をする場合、年内は再度ウェルスナビの口座開設をするときでも、特定口座を選択することはできません。
(ウェルスナビforSBI証券などの提携先サービス含む)
そのため、ウェルスナビの解約を考えている方は、解約するのではなく、全額出金だけにとどめておくことをおすすめします。
ウェルスナビの口座維持費、開設費などは無料です。
ウェルスナビは情弱サービス?:結論、初心者から中級者向き
ウェルスナの評判、口コミなどを確認していると「情弱向けサービスだ!」と批判されている方もいます。
でも、本当にそうでしょうか。
個人的には、投資、資産運用を始めたばかりの初心者、中級者にとっては、ウェルスナビは最適なサービスだと思います。
「手数料が高い!」と言われますが、投資初心者が、証券会社による取引で、自分で手数料を管理して利益を出すことは難しいでしょう。
「自分で運用した方が安い!」と言われますが、忙しいサラリーマンや主婦の方が、株価等のチャートを確認しながら、利益を出せるとは思いません。
とはいえ、自分で資産も管理できて、運用する時間も作れている投資上級者の方には、ウェルスナビは必要ないかもしれませんね。
まとめると、投資初心者の方は、ウェルスナビなどのロボアドバイザーを始めてみて、他の投資に手を出してみたくなったら併用して資産運用を行うことをおすすめします。