ウェルスナビとTHEO(テオ)の違いをお調べですか?
結論として、ウェルスナビとTHEOの2択で迷っているなら、ウェルスナビで始められることをおすすめします。
どちらも手数料は1%、確定申告が必要ないところなどは同じ。
ですが、ウェルスナビでは節税できるDeTAX、手数料が安くなる長期割サービスがあるため、
年間を通してみると、THEOよりもお得に利用することができます。
ウェルスナビは一度に入金しなくても、銀行と同じように少しずつ入金していけば10万円になった時点で運用が開始されるため、まずはウェルスナビで口座を作ることをおすすめします。
口座開設費用、維持費用など無料です。
ウェルスナビとTHEOの比較ポイントを解説していきます。
ウェルスナビとTHEOの利益率を比較する
ウェルスナビとTHEOはどちらが利益率が高いのか気になりますよね。
運用実績、手数料、積立投資、確定申告、DeTAXを元に
ウェルスナビとTHEO、どちらの方が利益が出しやすいのか比較していきます。
結論として、ウェルスナビの方が利益率が高いです。
運用実績
ウェルスナビ、THEOはどちらも公式サイトでサービス開始後からのパフォーマンス、運用実績を公開しています。
運用実績を公開されているサイトは多いですが、一番信頼できるものは公式の運用実績でしょう。
ウェルスナビは、サービス開始から2018年7月までの5通りのポートフォリオの平均利益率は23.52%です。
THEOは、サービス開始から2018年7月までの228通りのポートフォリオの平均利益率は0.45%です。
(ウェルスナビは2016年1月19日、THEOは2016年3月31日サービス開始)
ウェルスナビとTHEOは長期運用の金融商品なので、約2年では判断が難しいですが、
これまでの成績が良いと、暴落した際にも損失が出にくいため、ウェルスナビを選択することをおすすめします。

手数料
ウェルスナビとTHEOの手数料は預かり資産の1%(年率・税抜)です。
ウェルスナビでは長期割サービスにより手数料を最大0.9%(年率・税抜)まで軽減することができます。
長期割とは、預かり資産が50万円以上で6ヶ月ごとに手数料が安くなるサービスです。
たった0.1%の差ですが、手数料はウェルスナビの方が安いです。
預かり資産が多いほどコスト(手数料)を下げられるため、
50万円以上預ける場合、ウェルスナビの運用を検討してみてください。
積立投資
資産運用をするにあたって、積立投資は有効な手段です。
ウェルスナビとTHEO、どちらも積立投資が可能。
ウェルスナビは、1万円以上1円単位で、
THEOでは、1万円以上1,000円単位で入金が可能です。
確定申告
確定申告せずに放置しておくと、本来納める税金に「加算税」や「延滞税」がプラスされ、納税額が増えてしまいます。
ウェルスナビとTHEO、どちらも「特定口座(源泉徴収あり)」を選択しておけば、会社がすべて処理してくれるため、あなたが確定申告をする必要はありません。
そのため、空いた時間で資産運用の勉強や、プライベートに時間を割くことができます。
参考:【税金対策】ウェルスナビで確定申告は必要?二重課税とは?わかりやすく解説|お金サイト
他の証券会社などでも取引を行っている場合など、確定申告をすることで税金を減らすことができるケースもあります。
DeTAX
ウェルスナビにはDeTAXという節税機能があります。
DeTAXとは、税負担を先延ばしにすることで、税金をへらすことができるサービス。
ウェルスナビの手数料は1%ですが、DeTAX機能により0.4~0.6%ほど負担を減らすことができます。
そのため、ウェルスナビの運用コストは0.5%前後と、コスパが良いものとなっています。
DeTAXはウェルスナビのみ実装されている機能です。
ウェルスナビとTHEOの始めるタイミングを比較する
あなたがNYダウが下がったときにロボアドバイザーを始めようか迷っているなら、
口座開設までの日数や、入金からETF買い付けまでのタイミングが早い方が有利です。
また、入金まで時間がかかると、資産がちゃんと反映されるか不安になってしまいますよね。
ウェルスナビとTHEO、どちらも口座開設までは3日ほどかかるため、あなたの好きなタイミングで始めたい場合、口座開設だけでもしておくことをおすすめします。
口座開設費、維持費は無料です。
初期投資額
THEOは1万円から始められるため低コストですが、ポートフォリオ通りに購入されないため注意が必要です。
ウェルスナビとTHEO、どちらを始めるにしても、最低10万円からの資産運用をおすすめします。
ウェルスナビは初期投資額は10万円です。
THEOの初期投資額は1万円です。
ですが、THEOの資産運用方針通りにポートフォリオを構築する場合、最低10万円は必要になるため、10万円未満でTHEOを始めるとリスクが高くなってしまいます。
(10万円未満の場合、株式を中心にETFを購入します)
クイック入金
クイック入金とは、ネット銀行を利用することで24時間リアルタイムで口座へ入金可能、振込手数料無料のサービスです。
ウェルスナビとTHEOはクイック入金に対応しています。
ウェルスナビでは、三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行、イオン銀行の6行でクイック入金を利用できます。
THEOでは、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行の5行でクイック入金を利用できます。
ETF購入までのタイミング
ウェルスナビは当日にはETFが購入されますが、
THEOでは翌営業日でのETF購入になるため、ウェルスナビの方が1日早いです。
ウェルスナビでは原則、平日20時までに入金すれば当日にはETFが購入されます。
THEOは入金した翌営業日の夜にETFが購入されます。
時価評価額、保有銘柄などの反映は、ETFが購入された翌営業日の17~21時です。
ウェルスナビとTHEOの使い方を比較する
ウェルスナビとTHEOはほったらかし投資できるサービスですが、
もしものときのために、運用状況がすぐに確認できた方が安心ですし、
出金までのタイミングの早さも重要です。
スマホアプリ
ウェルスナビはiOS版、アンドロイド版どちらもありますが、
THEOはiOS版しかなく、アンドロイドには対応していません。
あなたのスマホがアンドロイドなら、ウェルスナビで始めることをおすすめします。
出金可能金額
ウェルスナビは、好きなタイミングで一部または全額出金が可能。
THEOは、出金後の預かり資産が10万円を下回らない範囲で、1万円単位でしか出金できません。
例として20万円運用していると10万円までしか出金できず、全額出金するにはTHEOを解約する必要があります。
出金までの時間
もしものときのために、出金までの時間が短い方が安心ですよね。
ウェルスナビ、THEOどちらも、出金依頼から3営業日後にあなたの口座へ送金されます。
参考:出金 – よくある質問|WealthNavi(ウェルスナビ)
ウェルスナビとTHEOの比較まとめ
ウェルスナビとTHEOを比較しましたが、下記の項目はウェルスナビの方が条件が良いという結果となりました。
決してTHEOが悪いサービスというわけではなく、ウェルスナビが圧倒的に優れているということです。
個人的な意見としては、THEOでは1万円で始められるのに、10万円以下で出金できないのはTHEOの大きなデメリットだと感じます。
そのため、ウェルスナビとTHEOの運用を迷っているなら、
ウェルスナビで始められることをおすすめします。


